
こんにちは!ちょこです。
お皿洗いって、めんどくさいですよね。
水しぶきが飛んで服がびちゃびちゃになるし、シンクも汚れるし、こびりつきがないか確認しながらお皿をごしごしこするのは、意外と神経も体力も使います。
元気なときはサーッとやっちゃえば大したことない仕事なのですが、疲れてるときはキッチンに立つのも億劫だったり、油汚れのぬるぬるがとれるまで何回も洗い直したりするのはしんどいものです。
さらにうちの場合は、遊んでほしい息子が私にキッチンに立つことを許してくれず、泣いてる息子をなだめながらやらないといけなかったので余計ストレスでした。すぐに行ってあげたくても、手についた泡を洗い流すのに手間取って、余計に泣かせてしまったり。
でも汚れたお皿を放置しておくのは、それはそれでストレスなんですよね。なぜなら後で片づけるのも結局自分だから…。それに放置しておくと汚れがとれにくくなってまた大変です。
そこで、私がたどり着いたずぼら技をご紹介したいと思います。技というほどでもないし、かえって面倒だわ!と思うかもしれませんが、よろしければ見るだけ見てみてください…。

紙でお皿をふく
まず、食べ終わったお皿を適当に紙でふきます。
紙はティッシュでもキッチンペーパーでもおしりふきでも何でもよく、何なら子どもの手や口をふいた後のティッシュとかでも十分です。食後、食事中に使ったティッシュをお皿に入れてキッチンに運んだりしますよね。その時にそのままぐるっとふいておくのです。席についたままやるとより楽です。油汚れなどは、おしりふきを使えばさらにとれやすくなります。
ここでは、汚れはとりきらなくてもOKです。
お湯で流し、洗い桶にお湯をためて皿を入れる
次にお皿をお湯で適当に流します。
大体の汚れは紙でふきとってあるので、汚れがシンクに飛び散ることはありません。水ではなくお湯で流すことで、ふき残した汚れも大体落とすことができます。ここでも汚れを落としきる必要はないので、適当で大丈夫です。
それから洗い桶にお湯をためて、その中に皿を入れます。
このとき全ての皿がお湯につかりきるように注意します。またできるだけ皿同士が重ならないようにします。
洗い桶は、このような小判型のものだと場所をとらず使いやすいです。またステンレス素材のものはカビが生えにくくキレイに使えます。
酸素系漂白剤(粉末)をパラパラとふりかける
酸素系漂白剤を適当にふりかけます。
量は表示通りにすれば間違いないですが、計るのも面倒なので適当で大丈夫です。ある程度汚れも落としてありますので、そんなに多くなくてもいいと思います。
酸素系漂白剤は色々と種類があるのですが、やっぱりこちらのオキシクリーンがメジャーで洗浄力も強いと思います。コストコやドラッグストアなどで変えます。
酸素系漂白剤というのは普通、過炭酸ナトリウムのことを言います。ただオキシクリーンは、主成分である過炭酸ナトリウムに加えて炭酸ナトリウムが入っています。過炭酸ナトリウムしか入っていないものは比較的安く売られているのですが、使ってみたところどうも洗浄力が弱いように感じます。この記事でご紹介する方法で使うなら問題ないのですが、布巾や衣類のつけおき洗いなどにも使いたい場合はオキシクリーンをオススメします。
ちなみにオキシクリーンにはアメリカ製と中国製があり、成分が異なります。簡単に言うとアメリカ製には界面活性剤が入っており、中国製には入っていません。どちらを使ってもいいと思いますが、うちは赤ちゃんがいるので余計なものが入ってない中国製の方を使用しています。
こちらの2点のように過炭酸ナトリウムしか入っていないものは、比較的安いですが効果は弱めです。でもこの記事でご紹介している方法で使うだけなら、これでも十分使えます。
30分以上放置した後、水でよく流す
あとは30分以上放置して、水でよく流しておしまいです。
30分以上放置というのは、30分でも1時間でも2時間でも、最悪昼食の準備前とかでもOKです。自分のタイミングで、キッチンに立つ余裕ができたときにばーっとやってしまいます。
洗い流すときは、お皿を1つに重ねてその上から水をじゃーっと流すと早く済みます。それか、洗い桶のつけおき液を捨ててまたお皿を入れ、そこにじゃーっと水を流しておくと手間もかからず楽です。
ちなみに、次のようにすると早く乾かすことができます。
・流すときお湯で流す
・水切りカゴに入れるときはよく水を切ってから/重ならないように入れる
当たり前のことですが、うちの夫とかはこれをやらないのでいつまでもお皿がびしょびしょのままです。

皿洗いのストレスって、「食べたらすぐ洗わないといけない」っていう部分がけっこう大きいと思うんです。なので、とりあえず簡単に処理しておいて、余裕ができたときに片づけるという風にすると、ハードルが下がってかなり気が楽になります。
私の場合は、朝から体調が悪くて皿洗いする気力がないとか、子どもの「遊んで」攻撃でキッチンに立つ暇がない、朝食後すぐに出かけないといけないので皿洗いする時間がない等のときにこの方法を使っています。 (朝食後の片づけにやることが多いです)
朝起きてすぐは元気がなくてもしばらく休めばキッチンに立つくらいはできるようになったり、子どもの好きなテレビが始まると遊んで攻撃がやんだりと、「食後すぐ」のタイミングでなければキッチンに立つ余裕も意外とあるのです。
それに、つけおき洗いをした後は何も考えずに水で流すだけなので、頭を使わない分だけ気も楽になります。なので「皿洗いがストレスだけど食洗機が置けない」という方にはぜひ試していただきたい方法です。
油汚れのひどいものは別で
注意したいのは、油汚れがひどいものはいっしょにつけおきしてはいけないということです。
1つでも油汚れが残っていると、つけおきすることで全てのお皿に汚れが回って、全部ぬるぬるになってしまいます。そうなると余計な手間が増えてガッカリなので、油汚れがひどいものは念入りにふきとるか、別にしてつけおきしてください。

別につけおきする方法は、お皿にお湯をギリギリまで入れて、その中に直接酸素系漂白剤をふりかけます。酸素系漂白剤は油汚れにはあまり強くないので、気持ち多目にふりかけておきます。あとは他のものとまとめて洗い流せばOKです。
デメリット=けっこうめんどくさい
この方法にはデメリットもあります。
まず、時間がかかりすぎること。
普通に洗えば5分か10分で終わるところが、30分以上かかってしまいます。食洗機も時間はかかりますが、食洗機の手間がお皿をセットするだけなのに対し、この方法は「紙でふく・お湯で流す・つけおきしたあと洗い流す」などの手間が余分にあります。
その手間が多いという点もデメリットです。
まず「紙でふく」というのが面倒ですよね。そんなことするなら洗った方がいいわという方もいらっしゃるかもしれません。お皿をこする動作的にはほぼ同じ手間のようにも思えてしまいます。
つまりけっこうめんどくさい、というのがデメリットです(元も子もない)。
1番のポイントは「紙でふく」こと
ただ、このやり方の1番のポイントは「紙でふく」ことなんです。
食べ終わった後の皿を重ねてキッチンに持っていく、その前にひと手間「紙でふく」をやっておけば、普通に洗ったとしても後の手間が格段に減ります。
・まず汚れた皿を重ねると皿の裏にも汚れがついてしまう
→皿の裏を洗う手間が増える
・その皿を水で流すと飛び散ってシンクが汚れる
→シンクを洗う手間が増える
・かといってそのままスポンジでこするとスポンジが汚れる
→スポンジを洗う手間が増える
このように色んな手間が増えてしまいます。しかし食べ終わった後、席についたまま適当にティッシュなど(ウエットティッシュなら完璧)でふいておくだけで、そのあと普通に洗ったとしてもさっとこするだけで汚れが落ちてしまうのです。なので私は、普通に洗うときでも汚れのひどいものは必ず紙でふいてから洗うようにしています。(何ならつけおきするのもただのお湯で構わないくらいなんですけど、それだと時間がたってニオイがしてしまったりするので、酸素系漂白剤は必要です。)
また、汚れた水を流さないことで環境を守ることにもつながります。それに油汚れをそのまま流すことは、実は水道管にもよくないのです。つまりの原因になってしまいます。炒め物をしたフライパンなども、ふきとってから洗った方がいいです。
でもこれから皿洗いしなきゃいけないのに紙でふくとか面倒…という場合は、紙でふくところまでがんばって、あとはつけおき洗いで放置してしまいましょう。
それでも面倒なときは…賃貸でも置ける食洗機がある!
それでも面倒、とにかくお皿洗いなんてしたくない!という場合は、もう食洗機を買ってしまいましょう!
子育てしてみて気づきましたが、時間こそ人生で1番貴重な資産です。時短は正義。今はこんな方法でしのいでいますが、私もいつかは絶対に食洗機を買おうと思っています。もし置く場所さえあるなら、さっさと買ってしまうのが吉です。
賃貸でも置ける食洗機というものがあります。こういうのです。
食洗機としてはかなり安い方ですよね。容量は小さいものの、その分コンパクトですし、使いようはいくらでもあると思います。これは私も目をつけていて、一時は本当に買おう!というところまでいったのですが、やっぱり場所が足りずに断念しました。そこでこの記事で紹介したような方法を始めたのです。
でも繰り返しますが、置ける方はもう買っちゃってほしいです。皿洗いのことでイライラしたり、夫婦で揉めたりするのはほんとに馬鹿らしいですから(我が家の話)。私も本当に欲しいんですけど、これを置いてしまうとキッチンの作業スペースがなくなってしまうので、今のアパートに住んでる限りは無理かなあと思っています。
まとめ;とにかく紙でふく!
いかがでしたでしょうか。今回紹介させていただいた方法は、とにかく紙でふくというのが1番のポイントです。これをするだけで後の手間が格段に減ります。紙でふいてさえしまえば、後は普通に洗っても大した手間ではありません。水を汚さないことで、環境に優しく、水道管にも負担をかけません。
次に、キッチンに立つ時間がない・気力がないという場合に、とりあえず酸素系漂白剤でつけおきしておくという方法をご紹介しました。後で余裕ができたときに水で洗い流すだけでOKなので、大分気が楽になります。
ただしこの方法はけっこう手間が多くて面倒というデメリットがあります。そんな手間すらかけたくない、時間がない!という方には賃貸でも置ける食洗機をオススメします。場所さえ確保できるなら、買ってしまった方が断然QOLが上がると思います。
私のように家事が好きでない人や、育児中で時間がない人にとって、皿洗いは本当にストレスです。この記事でそんな負担が少しでも減ったらと思います。読んでいただきありがとうございました!
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