ごめんなさいは誰のため?

息子が最近急に「ごめんなさい」を言うようになってきました。駄々をこねて泣いてしまった後や、ボールを投げたら人の顔の近くに飛んでってビックリさせてしまった時などです。「ごめんなさい」の意味と使うタイミングを理解したので、使いたくてしょうがない、みたいな感じに見えます。

ある日、お風呂が嫌でダダをこねた日があったのですが(最近いつもこうですが…)、散々泣きわめいても入ろうとしないので無理やり脱がせて入れた後、しばらくして

「おかあしゃん、ごめんねぇ。」
「ごめんねぇ、ふたりとも。」

と急に言ってきたのです。こんなことは初めてだったので夫も私もビックリしてしまったのですが、思えばその時から「ごめんね」「ごめんしゃい」を連発するようになったように思います。

言えるようになったとは言っても、まだ気が向いた時だけという感じです。それにこれはほんとに最近の話で、ついこないだまで息子は全然ごめんなさいが言えませんでした。

「ごめんなさいは?」という声かけ

子どもが何か困ったことをした時、「ごめんなさいは?」という声かけをしている場面をよく見ます。悪いことをしたら謝る、ということをきちんと教えようとする親心だと思うのですが…

「こんにちは」「バイバイ」といった普通のあいさつや「ありがとう」とは違って、「ごめんなさい」というのはちょっと扱いの難しい言葉のような気が個人的にはしています。というのは私自身が「ごめんなさい」の言えない大人だからなのですが(恥ずかしい…)

だから、こういう声かけをしている場面を見るとちょっとハラハラしてしまうのです。

「ごめんなさい」を言うのは、大人だって勇気がいります。自分さ非を素直に認めて、相手にその気持ちを伝えるというのは、ある程度精神的に大人じゃないとできないんじゃないでしょうか。少なくとも私にはできません()。自分の非を認めるって、負けを認めるみたいな感じで(ほんとは違うんですけど)、けっこうプライドに関わる問題だったりしますよね。

素直に謝ると心が軽くなる

それでも最近、少しだけですが「自分の非を認めて謝ること」ができるようになってきました(主に夫婦喧嘩の時)。そうなってみて気づいたのは、素直に謝ると心がスッキリ軽くなるんだなあということです。

ケンカした時や、自分の失敗で相手に迷惑をかけてしまった時、「でも相手にも非があったし…」などと自分に言い訳してなかなか謝れなかったりするのですが、そういう時も実は「自分が悪かったなあ」という気持ちが心の中にモヤモヤしています。その罪悪感を無視して意地を張り続けると、余計に状況を悪くさせてしまったりします。でもそこでひと言謝ってしまえば、相手が許してくれるかどうかは別にしても、自分の気持ちは軽くなるんだということに気づいたのです。

そんなことに気づくのに30年以上かかってしまったわけですが、ともかくこれは私の人生の中でかなり大きな「いい気づき」でした。そしてこんなにいいことなら、子どもにも教えてあげたいなあと思ったのです。

なので、子どもに「ごめんなさい」を教える時は、まず「ごめんなさいを言うと心がスッキリするよ」ということを教えてあげたいなあと思いました。

子どもはけっこう色々わかってる

これは息子を産んだ産院の助産師さんから言われたことなのですが、赤ちゃんというのはまだ思いを外に表せないだけで、たくさんのことを考えてるし、わかってるというのです。

息子を産むまで、私は特に子ども好きということもなく、赤ちゃんなんてどう接していいのか、そもそもどういう存在なのかわからない、と思っていました。でもこの話を聞いて、実際に助産師さんの赤ちゃんへの接し方を見ていると、なるほどこういうことか、と考えが変わっていきました。

その助産師さんは赤ちゃんに対してとても敬意をもって接しているように見えました。何をするにもまず話しかけ、「オムツ替えようか」「ミルク飲むか」などと赤ちゃんに了解をとってからお世話をしていました。そして私にも家に帰ったらそのようにお世話するように言いました。そういう目で見ていると、息子は生まれたばかりでしたが、ちょっと何かを考えているような、周りを観察しているような感じにも見えました(見えただけです、あくまで)

新生児の息子が実際何かを考えていたのかはともかく、ずっとそのように接してきて思うのは、たしかに子どもは大人が想像するよりずっとたくさんのことを考え、理解しているということです。息子が大きくなるにつれ、その思いは強くなっています。

なので、例えば水をこぼしてしまったとか、思わず人を叩いてしまった時、子どもはちゃんと「やっちゃった!」と思っていると思うんです。こぼれて広がっていく水や、周りの大人の反応を見て、「何かよくないことをしてしまった」というのは多分感じ取っています。もしかしたら、心が痛んだり、反省したり、何でこんなことしてしまうんだろう、と傷ついているかもしれません。

そんな時にもし、大人が怖い顔で「ごめんなさいは?」と言ってしまったらどうでしょうか。それは傷ついた心に追い打ちをかける言葉な気がします。

プライドを傷つけてしまうかも?

先日、映画「万引き家族」を見ていたらこんなシーンがありました。

主人公一家のお父さん(リリーフランキーさん)が、ある日虐待されていた女の子を見かねて家に連れて帰ります。でも他の家族はとても育てられないと受け入れません。仕方ないのでとりあえず泊めたその夜、女の子はおねしょをしてしまいます。大騒ぎになり、家族みんなでバタバタと片づけをする中、一家のお母さん(安藤サクラさん)が、うつむいて黙っている女の子に「ごめんなさいは?」と怖い顔で言うのです。女の子は小さな声で「ごめんなさい」と答えました。

このシーンは見ていてとても胸が痛みました。親に虐待されていた女の子は、ひどい親から離れて知らない家に来て、でもあまり歓迎されていなくて、おねしょまでしてしまって、明らかに混乱して傷ついています(おねしょって子どもにとってかなり恥ずかしいことだと思います)。そこをフォローもしないで「ごめんなさいは?」なんて迫らなくても…と思いました。

まあ一家にとってはまだ他人だから迷惑でしかないし、言いたくなる気持ちもわかるのですが、子どものプライドを傷つける声かけだなあと思ってしまいました。思わずそばにいって背中をなでてあげたくなるシーンでした(映画自体はとてもいい映画だと思います )(その後女の子は家族になります)

このように、子どもが何かやらかしてしまったタイミングというのは、うまくフォローしてあげないとプライドを傷つけてしまう可能性があると思います。「ごめんなさいは?」という声かけにはどうしても責めるような調子が出てしまうので、避けた方がいいんじゃないかと思ってしまいます。

子どもはダメとわかっててもやめられない

子どもは色々わかってるとは言っても、息子はまだ2歳なので、しょっちゅう困ったことをしてしまいます。ダメと言ってるのに物を投げたり、さわってほしくない物をさわったり、テーブルの上に立って何度言っても降りなかったり。夫の顔をばちんと叩いたり、私にオモチャを投げつけたりということもしょっちゅうです。

でも子どもなので、ダメと言われてもやめられない、頭ではわかってても体が動いてしまう、というのはしょうがないと思っています。前に断乳のことで助産師さんに相談に行った時、いたずらばかりする息子を見て「まだ頭と体がうまく統合できてないから」とおっしゃっていました。それを聞いてから、困ったことを繰り返してしまう息子を見て「わかってるけどやめられないのかもな」と思うようになりました。

イヤイヤ期に「ごめんなさいは?」で素直に言うか?

また、言葉が通じるようになる頃というのは、世に言うイヤイヤ期とばっちり重なります。言葉とともに自我も発達してきて、「こうしたい!」「したくない!」というのをはっきりと主張し始める時期です。

そんな時期の子どもに「ごめんなさいは?」と言って素直に「ごめんなさい」が出てくるわけないと思うんです。何を言われたってとりあえず「イヤ!」と答える時期です。最初からそういうものだと割り切ってしまえば、がんばって無理に「ごめんなさい」を言わせなくても、別の声かけの仕方があるように思います。

どちらも引くに引けなくなる

それに、「ごめんなさいは?」に対して「イヤ!」と来られると、大人も引くに引けなくなってしまうんですよね。なぜならそこで引いてしまうと「癇癪を起こせば大人が折れる」と子どもに教えることになってしまうからです(単純に大人もムキになるからというのもあります)。

どちらも引かない膠着状態になってしまうと、力(立場)の強い大人がどうしても力ずくで言うことをきかせることになってしまいます。厳しく叱って泣かせたり、じゃあ知らない!と冷たくしたり、大人は子どもに対して言うことをきかせる手段がたくさんあります。でもそこで無理やりに子どもを負かしてしまうのは、ここでもまた子どものプライドを傷つけてしまいかねません。自分より強い存在に力ずくで負かされる経験が、子どもの心の成長の役に立つでしょうか。

イヤイヤ期くらいの子どもに対して「ごめんなさいは?」→「イヤ!」の流れは不可避だと思うので、その後の膠着状態を避けるためにも、最初から別のアプローチをするのがいいと思います。

ものを教えるタイミングではない

また、子どもが何かを失敗してしまったとか、ついやってはいけないことをやってしまった時というのは、混乱してショックを受けているので、そもそも何かを教えるタイミングではないと思います。

例えば子どもをお風呂に入れたい時とか、おもちゃの片づけをさせたい時など、何かをさせたい時はなるべく機嫌のいいタイミングを見計らうと思います。機嫌のわるい時や混乱している時に何かをさせようとしても、大体激しい抵抗にあって終わりです。ごめんなさいを教えるのは大切なことですが、そもそも子どもが失敗してしまって動揺している時に、「〇〇して」という声かけが成功するはずがないと思います。

子どもの「わるいこと」はたかが知れてる

そもそも、小さな子どものする「わるいこと」なんてたかが知れています。せいぜい水をこぼしたり、壁に落書きしたり、机に乗ったり、物を倒したり壊したり。大人がされて困ることばかりです。固いものを投げたりなど、人にケガをさせかねない場合には厳しく教える必要があるかもしれませんが、せいぜい大人が困るようなことなら大したことはないんじゃないでしょうか。大人がされて困ることは、先回りしてできないようにしておけばいいのです(触られたくないものは隠す、落書きされたくないならクレヨン等は渡さないなど)。

例えば2歳くらいの子どもに叩かれて、謝らないから許せない、なんて大人がいるでしょうか。赤の他人ならわかりませんが、身内なら大目に見ると思います。よその子を叩いてしまった場合も、親が「ごめんね」と謝ればいいんだと思います(その子の親にも)。相手も子どもですし、本人が謝ったかどうかなんてあまり気にしないと思います。

つまり、大人なら話は別ですが、小さな子どもが何かしたときに、本人が謝ったか謝らないかなんて相手にとっては大した問題じゃないんじゃないでしょうか。小さな子どもの行動の責任は親にあります。必要なら親が謝ればいいのです。

なので、子どもの「ごめんなさい」は、相手の気持ちのためというより、あくまで本人の気持ちのためと思っていいんじゃないでしょうか。大事なことは、もっと大きくなった時に素直にごめんなさいと謝れる人になっていることです。子どもが何かしてしまった時、その場で謝ったか謝らないかを問題にするよりも、まずしてはいけないことを教え、それから「ごめんなさいを言うと心が軽くなるよ」ということを教えるチャンスととらえたらいいのではないかと思います。

どうやって教える?

言葉がある程度通じるようなれば、ごめんなさいという言葉をすでに知っていて、その意味も大体わかっていると思います。普段の会話でも出てきますし、教育的なアニメにもキャラクターがちゃんと謝る場面が出てきます。それでも実際に自分から言うのは難しいかもしれませんので、大人が教えてあげることは必要だと思います。

私がしている声かけのタイミングは、やはり子どもがなにかやらかしてしまった時ですが、言うか言わないかはその時の状況を見て決めています。

例えば私が目を離した隙にコップの水をこぼしてしまった時など、「ほあ!こぼえちゃったよ(ほら!こぼれちゃったよ)」とあわてて言いにきます。わざわざ言いに来るのは、やっちゃったなあと自分でわかっているということなので大して注意しません。こぼしそうなところに水を置いておいたのは私の落ち度だし、水をこぼすのは悪いことというより、大人がされて困ることなので、あまり強くは言いません。「あーこぼれちゃったの」と、困った感をアピールする程度です。

でも例えば、私に向かってオモチャを投げてきて痛かった時などは、わざとでなくても危ないので「ダメよ!」と注意します。そうするとうつむいて伏し目がちになって、不服なような、傷ついたような表情をして黙りこみます。そういう顔を見たら、(謝るのはイヤだけど、わるいことしてしまったと思ってるな)と判断して「そういう時はね、ごめんなさいって言うんだよ」と優しく声かけします。それでも大体「やだ!」と返ってきますが、そうしたら「やだ?そっか。じゃあもうしないでね」と言うと、「もうしない!」と答えます。もうしないなら大人としてはもはや怒る理由もないので、それでおしまいにします。

ここでのポイントは「もうしない」という約束を落としどころにするところです。ごめんなさいのタイミングを教えることはできたので、もうこれ以上話を長引かせる必要はありません。子どもの「やだ!」を一度「そっか」と受け入れておけば、次の「じゃあもうしないでね」が比較的受け入れられやすくなります。

もしこれも「やだ!」と言ったらそれ以上押さずに「やだ?そっか、でもこれはしちゃダメなんだよ」と言っておいてから「さ、ちょっとお母さんここ片づけようかな」などと話を変えます。子どもの「やだ!」とは無理に戦わずに、とにかくごめんなさいのタイミングを教えることを目標にします。

大人も謝る

また、大人も普段からごまかさずに、子どもに対して謝るというのも大事だと思います。

以前、息子をとんでもない大声で怒鳴ってしまったときに、怯えて目も合わせてくれなくなってしまった時がありました。その時は本棚の本を息子がばらまくので頭にきて怒鳴ってしまったのですが、息子が荒れていたのには理由があり(日中色々と連れまわしたせいで昼寝が短かった)、しかも息子の手が届くところに本が置いてあったので、大人の落ち度が大きかったのです。それで、後になって反省して息子に対して「ごめんね?」と謝ったのですが、その時に「ごめんね」の意味を理解したような節がありました。→息子を怒鳴ってしまった話

大人は子どもより立場が強く、より知恵も回るので、自分の落ち度を隠すことができてしまいます。私もついやってしまいますが、でもそこをごまかさずにちゃんと謝ることで、子どもにごめんなさいを教えることができるのかもしれないと思います。

ごめんなさいは子どものため

ごめんなさい、と素直に謝るのは大人でも難しいものです。

だからこそ小さいうちから教えなければ、という意見も一理あります。「おはよう」とか「こんにちは」といったあいさつのように「ごめんなさい」が言えるようになっておけば、もしかしたら後々苦労しないのかもしれません。

でもそれよりも私はまず、ごめんなさいを言うと心が軽くなるよ、ということを子どもに教えてあげたいと思うのです。そうすれば、子どもから自発的にごめんなさいという言葉が出てくるかもしれません。実際、冒頭のイラストのように最近息子はごめんなさいを言えるようになってきて、1人でやってるごっこ遊びの中でも「ごめんねぇ」というセリフがよく出てきます。

私は身内に「(息子を)甘やかしてる」とかたまに言われて、自分でもそうかなと少し思うのですが、それは子どもの心が柔らかくて傷つきやすく、丁寧に扱ってあげないと後々大変なことになるということを身をもって知っているからです(私が子どもの頃はそういうことは多分言われてなかったので、厳しく育てるのがいいことだったのだと思います)。子どもの心は放っておいても育つのではなく、大人が見守って、適切なタイミングで受け止めたり背中を押してやったりしないと、自尊心も意欲も育たないのではないでしょうか。なので、人から見ればもしかしたら過剰に思えるくらい、子どもの心について考えてしまいます。

ちょっと極端な部分や、考えすぎなところもあるかもしれませんが、あくまで個人的にこう思うという立場で書いてみました。息子はまだよその子に謝ったりはできませんが、これからそういう場面に遭遇した時、ちゃんと謝るタイミングを教えてあげられたらと思います。

長々と書いてしまいましたが、読んでいただきありがとうございました。

車で赤ちゃんが泣いてしまってつらい…そんな方に「ポータブルDVDプレイヤー」がオススメ!

赤ちゃんを車に乗せていると泣いてしまって、かわいそうでつらい…という悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。まだ小さな赤ちゃんは常に抱っこしていてほしいもの。自分で動き始めた子なら、チャイルドシートに固定されてしまうのを嫌がるのは当然です。もう少しだから我慢して!なんて言っても分かってくれません。

息子も0〜1歳の間、車に乗るのが大嫌いでした。生まれた時からとにかくよく動く子で、じっとしているのが大嫌い。起きてる時にベッドに寝かされているのも嫌で、ハイハイできるようになるまでは寝てる時以外ずーーっと抱っこしていました。ちょっとの間でも寝かせておこうものなら大泣きで、本当に大変でした。

そんな息子にとってみたら、チャイルドシートにベルトで縛りつけられるのなんかとんでもない話。どうにかなるんじゃないかって心配になるくらい、顔を真っ赤にして怒って泣いていました。

でも子どもの泣く声って、本当につらいんですよね。とくに女性は、子どもの泣き声が不快に聞こえるようにできてるみたいです。何とかしてあげたくなるし、でも運転中に抱っこすることはできないし…イライラするし、焦るし、罪悪感もあるしで、運転に集中もできません。当時は本当に、息子と車に乗るのが恐怖でした。近所のスーパーに行くことすらできませんでした。

車で使えるポータブルDVDプレイヤーを購入!

そこで藁をもつかむ思いで購入したのが、車で使えるポータブルDVDプレイヤーです。

プレイヤーを買ったのはたしか1歳になるかならないかの頃だったのですが、ほんと何でもっと早く買わなかったのか…!こんなに簡単なことだったのか!!と後悔しました。それくらい、「車に乗る」ということへの恐怖がなくなりました。

大抵の子はそうだと思いますが、息子もテレビが大好きで、特にこの当時はいないいないばあっ!のワンワンが大好きでした。家にいて機嫌が悪くてもテレビをつけとけば大人しく見ててくれるので、「この手が車でも使えれば…」と思ったのが購入のきっかけです。

運転が夫で、私が隣に座るときはスマホで動画を見せとくこともできたのですが、手でずっと持ってないといけないし、通信量もかさんでしまいます。(うちは夫婦で合わせて5ギガしか使えない契約なので、Wi-fiある環境でしか動画はほぼ見れないんです…)それに地方は車社会なので、私1人で運転して出かけることの方がどうしても多いのです。

車でのお出かけが劇的に快適に

でもこれを使い始めたことで、車に乗ることへの恐怖がなくなりました。

それまでは、車で移動する際は息子のお昼寝の時間に合わせて出発していました。眠い時だけはチャイルドシートを嫌がらなかったので、眠くなる時間を見計らって出発して、移動中に寝かせるというスタイル。また、途中で駐車場などに止まってしまうと起きてしまって後の時間が地獄になるので、移動途中でコンビニに寄るなんてことはもってのほかでした。とにかくそーっと、細心の注意を払って運ぶという、なかなか当事者以外には想像しづらい苦労を背負っていました。

なので、例えば友達といっしょに買い物行こうってことになったときにも「道わからないからどこかで合流してついてっていい?笑」て軽ーく言われて(どうしよう…友達待ってる間に息子起きちゃったら後の30分ほど地獄だよ…)と思って引きつったり(その約束は結局いろいろあって流れました)、里帰りするのに車で5時間ほどの道のりを、息子の朝寝と昼寝に合わせて休憩を入れてたら7時間ほどかかってしまったこともありました。

それが一気に全部なくなりました。とにかく息子の寝る時間に合わせる必要がなくなったので、スーパーなども気軽に行けるようになりました。また、スーパーなどいくつかのお店が集まった施設なんかだと、それぞれがけっこう離れているので駐車場内も車で移動したりするのですが、そういうのもできるようになりました(以前は車に乗せると泣くので、けっこうな距離を抱っこで歩いて移動していました)。当たり前の生活が、ようやく戻りました。(失って初めてわかる「当たり前」のありがたさ…)

我が家で使っているポータブルDVDプレイヤー

オススメのポータブルDVDプレイヤーをご紹介したいところですが、色々使って比較したわけではないので我が家で使っているものをご紹介します。というか、使ってみてかなりよかったのでこれがおススメです。

こちらは付属のコードでシガーソケットから電源をとることができ、充電することなく使用できます。またバッテリーも内臓しているので、充電して車以外で使うこともできます。他にもテレビにつなげるコードや家庭用コンセントから電源をとるコード、子ども用ヘッドホンなども付属しています(使ったことはありませんが)。またDVDの他、USBとメモリーカードも使えます(こちらも使ったことはないです)。

3年保証

同メーカーの同シリーズでもサイズは色々あり、価格ももっと安いものがあるのですが、オススメはこちらです。なぜならこちらには3年保証がついているからです。

これを購入する前「ポータブルDVDプレイヤーは耐久性がなく、消耗品」というのを聞いたことがあり、1年くらいが寿命かなと思いながら使っていたのですが、案の定1年ちょっと経った頃に故障してしまいました。諦めて新しいのを買おうかと思っていたのですが、説明をよく見ると「3年保証」の文字が!!そこでサポートセンターにメールで連絡したところ、状態の確認の後、いくつかの方法を試しても解決しないことを確認すると、代替機を送ってくださいました。

大体保証期間というのは1年が多いのでそう思い込んでいたのですが、こちらは3年も保証があったことで助かりました。ですので3年のうちは、少なくともサポートセンターが生きている限りは壊れてもきちんと対応していただけます。

他のもっと安い機種は、保証がついていても1年程度です。私が最初に使っていたものが1年で壊れたことを考えると、ちょっと心もとないように思います。

CPRM対応機を選ぶ

3年も保証はいらないので安いものが欲しいとか、他のデザインのものが欲しいという場合は、CPRM対応機であるかどうかだけ確認しましょう。

CPRMとは、デジタル放送に使われている著作権保護技術のことです。これに対応していないと、テレビで録画した番組をDVDに焼いても再生することができません(DVDもプレイヤーもどちらも対応している必要があります)。なので、お子様に車で「いないいないばあっ!」を見せたくてせっかくDVDに焼いても、CPRM非対応機を買ってしまうと見せることができません。なので、購入の際は「CPRM対応」の文字を確認してから購入しましょう。対応機には必ず記載があります。

ただし市販のDVDなどは非対応機でも再生できますので、テレビ番組を再生するおつもりがないのでしたら非対応機でも構いません。

車載ホルダーも必要

ポータブルDVDプレイヤーを車で見るためには、取りつけのための車載ホルダーが必要です。私が使っているのはこちらの商品です。

車載ホルダーについてはサイズさえ合っていれば何でもいいかなと思いますが、一応使用感をレビューします。

取りつけはとても簡単で、前席のヘッドレストにマジックテープのついた布?(血圧計るときに腕に巻くやつみたいな)を巻きつけるだけでできます。(背景のぼかしが見苦しくてすみません)

本体の出し入れは上から簡単にできます。入れたら上のところをマジックテープで留められるのでしっかり固定できます。

この状態だと本体のボタン操作はできないのですが、本体側面からリモコンで操作することができます。なので、例えば運転中に「こぇやだ!」と早送りをせがまれた場合でも、リモコンさえ手元にあれば、信号で止まった時などにピッとボタンひとつでチャプター飛ばしをできるので大変楽です。(前席のヘッドレストに取りつけてある場合のみ)

まだお子さまが小さくチャイルドシートが後ろ向きや寝かせた状態のときは、後部座席のヘッドレストに取りつけます。多少顔との距離が近くなってしまうのが気になりますが、毎日長時間見せるとかでなければ大丈夫かなと思います。

今書いていて気づきましたが、後部座席に取りつけるときはコードがちょっと届かないかもしれません。お家で充電してから使いましょう。

ちょっと不満なのは、ホルダーのサイズが小さいせいか、画面ために空いた部分の位置が微妙にズレていること。そのせいで少し画面が隠れてしまいます。あと、電源ボタンもサイドのベルトにちょうど隠れてしまいます。でも少々画面が隠れるくらい子どもは大して気にしませんし、電源ボタンも慣れれば特に問題ありません。専用のホルダーではないですし(専用ホルダーはありません)、価格のことを考えるとしょうがないかなと思っています。気になる場合は違うのを探してみてくださいね。

裏ワザ?付属のバッグを利用する方法も

車載ホルダーがなくても、付属のバッグを利用して設置する方法もあります。ただしあまりいい方法ではありません…。

今だけ限定かもしれませんが、本体を購入するとこのようなバッグがついてきます。本体を入れるのにぴったりサイズで、持ち運びにも使えますが、ぴったりすぎて他の付属品(コードやリモコン)を入れる余地はありません。

これを、運転席と助手席のヘッドレストの棒?に通すようにしてぶら下げます。

本体を180度開いてバッグに入れると、画面だけが上から出た状態になります。この時、180度開いた状態からさらにグッと開くと、見るのにちょうどいい角度になります。(180度開いた状態では画面が下を向いてしまって見えづらいです)

これくらい開くとちょうどいい

この方法だとボディ部がバッグの中に隠れてしまっているため、リモコン操作はできません。いちいちバッグから出して操作しないといけないので少し面倒です。なので、運転中にチャプター飛ばしなんかはちょっと無理かもです。

また、注意したいのがお子様が画面を見る角度。うちの場合は1年ほどこのような状態で使っていたのですが、ある時よく見たら息子がめちゃくちゃナナメに画面を見ていました(座席と座席の間の位置にあるのでチャイルドシートから見るとどうしても角度がナナメになってしまう)。ナナメ見は大変目に悪いです。ですので慌てて車載ホルダーを買いました。そういう経緯がありますので、こういう使い方はあまりおオススメはしないです。

それでも何故ご紹介したかというと、ここにバッグがぶら下がっているとリモコン入れにちょうどいいからです。うちは家族みんなで出かけるときは大体運転は夫で、私は後部座席に乗るのですが、平日のお出かけは息子と2人なので当然私が運転です。でもここにリモコンがあると後部座席に座ったときも運転席に座ったときも取り出しやすいのです。リモコンをいちいち移動していたらとっさのときにどこへ行ったかわからず慌ててしまいますので、ここに入れておくのは便利です。ただ繰り返しますが見た目はあんまりよろしくないです、というかちょっと邪魔です…。

外食のときなどにも活躍!

車内で使うだけでなく、外食の時など大人しく座っていないといけない時などにも役立ちます。

0〜2歳くらいの子どもだと、外食するにも一苦労ですよね。まだ長時間大人しく座っているということは中々できません。それでもたまには親も息抜きで外食したいですし、遊びに行った時にカフェで休憩したり、遅くなってしまってそのまま夕飯を食べることになったりと、外食の機会は子どもが小さくてもけっこう多いものです。

そういう時にもポータブルDVDプレイヤーが役に立ちます。このプレイヤーはけっこう大きくて重いので、常に携帯することはできないのですが、例えば車で出かけて外食するときなら、車内で見せていたプレイヤーをそのままお店に持って行って見せることができます。バッテリー内蔵ですので、車内で見せる時にコードをシガーソケットにつなげていれば、外食の間くらいは余裕で充電は保ちます。

ただし持ち込む時はお店の方に一応確認して、さらに音量はオフにしておきましょう。他の方の迷惑になってしまってはよくありません。

あと、書いていて気づきましたがあんまりお行儀のいいやり方とは言えませんね…。普通のお家なら食事の時はテレビは消すのが当たり前でしょうか。うちは家で食事中もテレビつけたりするので気にしてなかったのですが、お行儀わるい!と思う方はやめておきましょう。

見せすぎには注意

当然のことですが、見せすぎは目によくありません。どうしても距離が近くなってしまいますし、DVDを見せておいてほったらかしでは発達にもよくありません。長時間見せすぎないように注意して使うようにしましょう。

車に乗せたままにしない

私もやりがちなのですが、基本的に車に乗せたままにしないようにしましょう。盗難の恐れもありますし、夏場は車内が高温になり火災の可能性もあります。夏場以外でしたら、車載ホルダーから取り出して座席の下に隠しておくなどでもいいかもしれませんが、一番いいのは車から降りるたびに家に持ち帰ることです。その時に付属のバッグを利用してもいいかもしれません。

まあ赤ちゃんを抱っこしたところにさらに荷物が増えるのは大変なので、できる限りでいいと思いますが…。それでも十分に注意しましょう。

1度お試しを!

ポータブルDVDプレイヤーを使い始めて、子どもとの車でのお出かけが怖くなくなりました。私が本当に買ってよかったと思う育児グッズの1つです。

この記事でご紹介したポータブルDVDプレイヤーは、車載ホルダーと合わせても1万円かかりません。でも確実に使えますし、お出かけの際などもあれば絶対に便利です。うちの息子はもう2歳を過ぎて、短距離ならドライブも平気になりましたが、それでもまだまだこのプレイヤーに助けられています。外食のときも大活躍です。

しかも3年保証がついているので、少なくとも3年は安心して使えます。お子様がまだ小さくて、見せてもあまり反応しなかったとしても、もう少し経てば必ず役に立つと思います。

ポータブルDVDプレイヤーで、赤ちゃんとのドライブが少しでも快適になればと思います。お読みいただきありがとうございました。